令和8年6月14日、市民公開講座を開催し、シンガー・木山裕策さんを講師としてお迎えしました。当日は約500名の市民の皆様にご来場いただき、講演と音楽を通して「いのち」や「家族」、そして「夢をあきらめないこと」の大切さを考えるひとときとなりました。
開演に先立ち、ヴァイオリニストの渡邊奈瑠(わたなべ なる)さんによるミニコンサートが行われました。バッハ作曲「無伴奏ソナタ第3番より ラルゴ」、クライスラー作曲「レチタティーヴォとスケルツォ」の2曲が演奏され、優雅で繊細な音色が会場を包み込み、市民公開講座の幕開けにふさわしい素晴らしい演奏となりました。
続いて登壇された木山さんは、大学時代にバンド活動を行いながら歌手を志したものの、その夢を一度は諦め、会社員として働かれたこと、そして甲状腺がんを患い、声を失うかもしれないという大きな試練に直面した経験について語られました。「もし声を取り戻すことができたら、歌手という夢に挑戦しよう」と決意し、手術とリハビリを乗り越えて再び歌えるようになったこと、その後『歌スタ!!』への出演をきっかけにデビューへとつながった歩みを、ユーモアを交えながらお話しくださいました。
講演の中では、「何度も歌うことをやめようと思った。それでも、情けない姿も含め、自分の生きざまを息子に見せてきたかった」という言葉が特に印象的で、困難に直面しても挑戦し続けることの大切さ、そして家族への深い愛情が来場者の心を打ちました。
講演後にはミニコンサートが行われ、「手紙」「世界に一つだけの花」「いのちの歌」「home」「愛は勝つ」「糸」の6曲を披露してくださいました。一曲一曲に込められたメッセージと温かく力強い歌声に、多くの来場者が耳を傾け、会場全体が感動に包まれました。とりわけ代表曲「home」では、会場が一体となり、家族やふるさとの大切さを改めて感じる心温まる時間となりました。
木山さんの人生経験に裏打ちされた講演と心に響く歌声は、多くの参加者に勇気と希望を届け、大変意義深い市民公開講座となりました。
演奏プログラム
ヴァイオリン演奏 渡邊奈瑠さん
- バッハ:「無伴奏ソナタ第3番より ラルゴ」
- クライスラー:「レチタティーヴォとスケルツォ」
木山裕策 ミニコンサート
- 手紙(アンジェラ・アキ)
- 世界に一つだけの花(SMAP)
- いのちの歌(竹内まりや)
- home(木山裕策)
- 愛は勝つ(KAN)
- 糸(中島みゆき)







会場のお客様も手拍子でノリノリです。
皆様、ご来場いただきありがとうございました。



